コラム
男性へのプレゼントに日本酒を!日本酒好きの心を掴む選び方
お酒好きの男性にプレゼントをする際、日本酒を選んで贈ってみてはいかがでしょうか? 日本酒は縁起物であり、種類も豊富なので、喜んでもらえる商品がきっと見つかるでしょう。 この記事では相手の心を掴む、プレゼント用の日本酒の選び方をご紹介します。 白鶴酒造オンライン編集部 白鶴酒造が運営する「白鶴オンラインショップ」の編集部。メンバーは研究開発と商品開発を経験した2名で構成。開発担当時に得た知識を活かして、日本酒のちょっとした知識や楽しみ方、季節にまつわる情報をご紹介します。「日本酒に興味はあるけれど、なんだか難しい~!」という声を少しでもなくすべく、分かりやすい情報を発信していきます! 日本酒は男性へのプレゼントにぴったり?日本酒が喜ばれる理由 日本酒は男性へのプレゼントとして人気です。 父の日・誕生日・バレンタインなどの記念日や特別な日のお祝いにはもちろんのこと、大切な人へ感謝を伝えたり、さりげないプレゼントとして贈ったりするのにも適しています。 また、日本酒は古くから冠婚葬祭に欠かせない縁起物として扱われており、そういった意味でも格式高い贈り物であると言えます。 まずは、プレゼントとして日本酒が多くの男性から喜ばれる理由をみていきます。 種類や味わいが豊富 日本酒には様々な種類のものがあり、味わいも多様です。 豊富な種類の中から選ぶことができるので、相手の好みや場面にぴったりとマッチするものを見つけることができるでしょう。 普段から日本酒を好んで飲む男性も、プレゼントとしてもらうことで、自分では買わないような銘柄や飲んだことのない銘柄を楽しめるのも嬉しいポイントです。 食事の楽しみが増える 日本酒が好きな人の多くは、日本酒と食事をセットで楽しみます。 日本酒をもらうと、それに合わせるおつまみや料理を考えたり、一緒に飲む人を思い浮かべたりする楽しみが増えるでしょう。 日本酒は味の幅が広く、冷やしても燗をつけても美味しく飲むことができるため、色々な料理と合わせることができます。 そのため、食前酒や食後酒として単体で味わうだけでなく、食中酒として食べ物との組み合わせを楽しむのにも非常に適したお酒です。 日本酒と同じ地域の食材や料理と合わせたり、季節の素材と合わせたりというように、幅広い楽しみ方が可能です。 想いが伝わる 日本酒は味や価格だけでなく、ラベルやネーミング、造り方などのバリエーションがとても豊富なので、想いを伝えるのにぴったりなものが見つかるはずです。 また、縁起物でもある日本酒は、普段飲むことが少ない世代にも、ハレの日のギフトとしての特別感を醸成できます。 男性に日本酒をプレゼント!事前に考えておくことは? 男性に日本酒をプレゼントして喜んでもらうには、日本酒を選ぶ前にある程度ポイントを絞っておくと良いでしょう。...
男性へのプレゼントに日本酒を!日本酒好きの心を掴む選び方
お酒好きの男性にプレゼントをする際、日本酒を選んで贈ってみてはいかがでしょうか? 日本酒は縁起...
高級日本酒の魅力とは?特別な味わいでプレゼントにもおすすめ
高級な日本酒とお手頃な日本酒にはどのような違いがあるのでしょうか。 この記事では、高級日本酒が高級である理由や普通の日本酒にはない魅力をご紹介します。 自分で飲んでみたい人も、プレゼントに日本酒をと考えている人も、読めばより手に取ってみたくなるでしょう。 白鶴酒造オンライン編集部 白鶴酒造が運営する「白鶴オンラインショップ」の編集部。メンバーは研究開発と商品開発を経験した2名で構成。開発担当時に得た知識を活かして、日本酒のちょっとした知識や楽しみ方、季節にまつわる情報をご紹介します。「日本酒に興味はあるけれど、なんだか難しい~!」という声を少しでもなくすべく、分かりやすい情報を発信していきます! 高級な日本酒は何が違う? 日本酒の中には高級日本酒と呼ばれる銘柄が存在します。 一方で、スーパーやコンビニなどで売られているような、お手頃な価格で晩酌向きの日本酒もあります。 高級な日本酒は、身近な価格の日本酒と比べてどのような違いがあるのでしょうか。 まずはその違いを解説します。 特定名称酒に多い 高級日本酒と呼ばれる銘柄の多くは特定名称酒にあたる日本酒です。 「特定名称酒」とは、原料・精米歩合・造り・できたお酒の香味や色沢などにおいて、一定の条件を満たした日本酒のことで、国税庁の「清酒の製法品質表示基準」で定められています。 大きく「純米酒」「吟醸酒」「本醸造酒」の3タイプに分けられ、その中で一定の基準をもって枝分かれし、最終的に8種類に分類されます。 特定名称酒以外の日本酒は「普通酒」や「一般酒」と呼ばれます。 特定名称酒には細かい要件が定められており、その基準を満たすために使用米の選定から出荷に至るまで手間暇をかけて製造されます。 そのため、市場に出る特定名称酒は比較的高級な傾向があります。 値段の相場 日本酒の価格は幅広く、スーパーなどでは1升(1.8L)で千円前後というリーズナブルな商品を見かけます。 それに対し、高級酒では1升で一万円以上するようなものも多くあります。 最高級クラスになるとさらに値段も張り、五万円以上するような銘柄も珍しくありません。 中には驚くような値のつく高価な日本酒も存在します。 人気や希少価値が高い 高級日本酒は、時間や労力を惜しまず造られていたり、品質のよい原料が用いられていたりするため、大量生産されていないことがほとんどです。 数量限定な銘柄も多く、必然的に希少価値が高くなります。...
辛口の日本酒は人気が高くプレゼントにもおすすめ!特徴や選び方のコツを解説
辛口の日本酒は甘くないすっきりとした味わいで人気が高く、プレゼントとして贈るのにもおすすめです。 しかし、辛口の日本酒は奥が深く、選ぶ際に迷ってしまう人もいるでしょう。 この記事では選び方のコツも含め、辛口の日本酒の楽しみ方を解説します。 白鶴酒造オンライン編集部 白鶴酒造が運営する「白鶴オンラインショップ」の編集部。メンバーは研究開発と商品開発を経験した2名で構成。開発担当時に得た知識を活かして、日本酒のちょっとした知識や楽しみ方、季節にまつわる情報をご紹介します。「日本酒に興味はあるけれど、なんだか難しい~!」という声を少しでもなくすべく、分かりやすい情報を発信していきます! 日本酒の辛口とは?どんな味? 辛口の日本酒は幅広い層から人気ですが、ひとくちに「辛口の日本酒」と言っても、味や特徴はさまざまです。 まずは日本酒の「辛口」がどのようなものなのかを解説します。 辛口の日本酒は甘くないドライな味わい 日本酒の甘口・辛口には糖分が大きく関係しています。 糖分が比較的多く含まれる「甘口」は甘みを感じやすいのに対して、「辛口」は糖分が少なく甘くない日本酒です。 言い換えると、甘口でない日本酒が辛口ということになります。 日本酒における「辛口」は、唐辛子やスパイスなどのような刺激的な辛さや塩辛さを意味するのではなく、キレがありドライな味わいを意味します。 糖分がしっかりアルコール化されるほど辛口に! 辛口の日本酒ができる過程に着目してみると、甘口の日本酒との違いがより分かりやすくなるでしょう。 日本酒ができる工程では、まず米に含まれるデンプンが麹の働きにより糖化され、糖分が生成されます。 その糖分は酵母によりアルコールに変わります。 このアルコール発酵が活発に行われると、より多くの糖分を消化してアルコールが生成されるため、日本酒は辛口寄りになります。 逆に、消化しきれない糖分が多く残っているほど甘口寄りになります。 日本酒の辛口が唐辛子のような辛味ではなく、アルコールのドライさであるのはこのためです。 日本酒が辛口に感じられる要素 日本酒の甘口・辛口を決定づけるのは糖分の量ですが、それ以外にも様々な要素が複雑に絡み合って味わいが決まります。 好みの辛口に出会うためには、単に「辛口」というだけでなく、どのような辛口が好みに合うのかを知っておくことも重要になってきます。 ここからは、日本酒を辛口に感じさせる要素について解説します。 ...
甘口の日本酒はフルーティーで飲みやすい?好みの甘口に出会うポイントは?
甘口の日本酒はその飲みやすさで人気です。 この記事では甘口にフォーカスして、好みの日本酒を選ぶポイントや相性の良いおつまみなど、楽しみ方の極意を解説します。 甘口好きの人も、まだ試したことのない人も、この記事を読めば甘口の日本酒の魅力をより堪能できるでしょう。 白鶴酒造オンライン編集部 白鶴酒造が運営する「白鶴オンラインショップ」の編集部。メンバーは研究開発と商品開発を経験した2名で構成。開発担当時に得た知識を活かして、日本酒のちょっとした知識や楽しみ方、季節にまつわる情報をご紹介します。「日本酒に興味はあるけれど、なんだか難しい~!」という声を少しでもなくすべく、分かりやすい情報を発信していきます! 甘口の日本酒とは?日本酒の甘口・辛口は何で決まる? 甘口の日本酒はフルーティーで飲みやすいというイメージがあり、女性をはじめ幅広い層から人気です。 日本酒の甘口・辛口には糖分が大きく関わっています。 糖分が多く甘みを感じやすい甘口に対して、辛口とは塩辛さや唐辛子のような辛さではなく、甘くないドライな味わいを意味しています。 日本酒の糖分の量を表す日本酒度は甘口・辛口を決める重要な数値ではありますが、実際に甘口に感じるか辛口に感じるかはさまざまな要素によって決まります。 まずは、日本酒の甘口・辛口を左右する要素について解説します。 日本酒度 日本酒度とは、日本酒に含まれる糖分の量を数値化したもので、甘さ・辛さを決める代表的な指標です。 水に対する日本酒の比重を表しており、糖分が多く含まれる日本酒は水より重くなります。 その場合、日本酒度ではマイナスで表されます。 一般的に、日本酒度のマイナスの値が大きいほど甘口、プラスの値が大きいほど辛口になる傾向があります。 酸度 酸度は日本酒の酸味・旨み・濃淡などに影響する指標で、コハク酸・リンゴ酸・乳酸・クエン酸・酢酸などの酸の量を数値化したものです。 日本酒は酸度が高いと味が引き締まり重厚感のある辛口に感じやすくなるのに対して、酸度が低いと同じ日本酒度の日本酒でも穏やかな甘口寄りの味わいに感じられます。 アミノ酸度 アミノ酸度は日本酒に含まれるアミノ酸の量を数値化したもので、コク・旨み・苦味などに影響します。 アミノ酸度の高い日本酒は芳醇でコク深い味に感じ、反対にアミノ酸度の低い日本酒は淡麗でシャープな味に感じられます。 同じ日本酒度の日本酒でも、アミノ酸度が高い方が甘口に感じられる傾向があります。 その他の要素も関係している...
酒米の王様と名高い山田錦とは?特徴や人気の秘訣に迫る!
山田錦はトップクラスの酒造適性を誇る酒米で、今日の酒造りは山田錦の存在なしには語れません。 なぜそれほどまでに注目と人気を集めているのか、山田錦の特性や山田錦からできる日本酒の味わいに着目しながら解説します。 白鶴酒造オンライン編集部 白鶴酒造が運営する「白鶴オンラインショップ」の編集部。メンバーは研究開発と商品開発を経験した2名で構成。開発担当時に得た知識を活かして、日本酒のちょっとした知識や楽しみ方、季節にまつわる情報をご紹介します。「日本酒に興味はあるけれど、なんだか難しい~!」という声を少しでもなくすべく、分かりやすい情報を発信していきます! 山田錦は日本酒造りに適した「酒米の王様」?その特徴は? 山田錦は酒米の代表的な品種で、「酒米の王様」といわれるほど評価の高いブランド酒米です。 人気の高い山田錦を使って造られる日本酒の銘柄は数多くあります。 数ある酒米の品種の中で、なぜそこまで山田錦が支持を集めるのか気になる人も多いでしょう。 山田錦がいかに優れた酒米なのかを知るために、まずは酒米とはどんな米なのかに触れた上で、山田錦の特徴について解説します。 酒米と食用米の違いとは? 酒米(酒造好適米)とは日本酒造りのために作られた米のことで、日本酒の原料となるのに適した特徴を持っています。 食べたときに美味しいと感じるよう作られている食用米とは味も性質も大きく異なります。 大粒で精米しやすい、吸水性が高い、心白(米の中心の白く見える部分)が大きいなど、日本酒造りに適した特徴を兼ね備えた米が理想的な酒米だと言われています。 また、食用米では旨みの元となる成分でも、酒米においては酒の味に悪影響をもたらすことがあるため、食用米とは成分の含有量も異なります。 山田錦は酒造りに適した特性を高いレベルで兼ね備えており、それが質の良い日本酒の製造につながっています。 ここからは、山田錦がいかに酒造りに適した酒米であるのか、その特性に迫ります。 特徴1. 心白(しんぱく)が大きい 心白とは、米の中心にある白っぽく見える部分です。 周りの部分よりでんぷんの密度が低いために隙間が多く、白く見えています。 山田錦はその心白がほどよく大きく、心白出現率が高いのが特徴です。 心白があると麹菌が米の内部まで菌糸を延ばすことができ、それが糖化力の高い上質な麹を作ることにつながります。 麹は酒造りにおいて最も重要な要素の一つであり、質の良い麹を使用すると醪中の米がよく溶け、アルコール発酵がバランス良く進むため、高品質なお酒を造ることができます。 特徴2....
純米酒とはどんな日本酒?純米酒と純米吟醸酒の違いは?
「純米酒」は日本酒の中でも「特定名称酒」に分類されます。 純米酒にはどのような特徴があり、「吟醸酒」や「本醸造酒」などと比べてどのような違いがあるのか気になる人も多いでしょう。 この記事では、純米酒にスポットを当てて、特徴や他の特定名称酒との違い、おすすめの飲み方などを解説します。 白鶴酒造オンライン編集部 白鶴酒造が運営する「白鶴オンラインショップ」の編集部。メンバーは研究開発と商品開発を経験した2名で構成。開発担当時に得た知識を活かして、日本酒のちょっとした知識や楽しみ方、季節にまつわる情報をご紹介します。「日本酒に興味はあるけれど、なんだか難しい~!」という声を少しでもなくすべく、分かりやすい情報を発信していきます! 「純米酒」の日本酒の中での位置付けは? 「純米酒」とは、日本酒を原料や造り方などによって種類分けしたうちのひとつです。 日本酒の中でもたくさんの種類がありますが、どのように種類分けされているのか、そして、その中で純米酒がどのような位置付けなのかを解説します。 日本酒の定義と種類 酒税法上では、米と米麹と水を発酵させてできた醪(もろみ)をこして造られるお酒を「清酒」と呼びます。 「日本酒」は、清酒の中でも原料である米・米麹に日本国内産米のみを使用し、日本国内で醸造したもののみを指します。 これは、国税庁の「地理的表示(GI)保護制度」で定められています。 そのため、海外産の米を原料に使用した清酒や海外で醸造した清酒は「日本酒」に含まれません。 ここでは「日本酒」を対象に、酒税法上の種類について説明していきます。 日本酒は大きく分けて「特定名称酒」と「普通酒」に分類されます。 特定名称酒 「特定名称酒」とは、原料や精米歩合、造り、できたお酒の香味・色沢など、一定の条件を満たした日本酒のことで、国税庁の「清酒の製法品質表示基準」で定められています。 主に、「純米酒」「吟醸酒」「本醸造酒」の3タイプに分けられ、その中でも一定の基準をもってさらに細かく枝分かれしていきます。 「純米酒」は、米・米麹・水のみを原料にして、醸造アルコールを添加することなく造られた日本酒で、香味や色沢が良好なものを指します。 「吟醸酒」は、精米歩合60%以下の米・米麹・水と原料米総重量の10%以下の醸造アルコールを原料とし、吟醸造りで醸された日本酒の中で、固有の香味や色沢が良いものであることが要件です。 「本醸造酒」は、精米歩合70%以下の米・米麹・水と原料米総重量の10%以下の醸造アルコールを原料にして造られた日本酒のうち、香味や色沢が良好なものとされています。 また、特定名称酒に分類されるためには、農産物検査法によって3等以上に格付けされた玄米またはこれに相当する玄米を精米した白米を使用しなくてはならない、麹米の使用割合(白米の重量に対する麹米の重量の割合)が15%以上でなくてはならないなどの規定もあります。 普通酒 特定名称酒に分類されない日本酒は「普通酒」と呼ばれます。 普通酒の中には、スーパーやコンビニエンスストアで紙パックで販売されているものや安い価格設定のものも多くあるため、手に取りやすく親しみやすいイメージがあります。...